砂田橋小学校 校長 寺﨑由希子 先生インタビュー

地域に見守られながら、児童が元気に学校生活を送る「名古屋市立砂田橋小学校」

公立・私学問わず、多くの学校が集まっている文教エリアにある公立小学校。広い校庭と豊かな自然に囲まれ、のびのびと学校生活を送る児童。毎日のあいさつや児童会活動をこつこつと積み上げていくことを大切に、先生達は児童の自己肯定感を高める指導をしている。地域交流も積極的に行われ、安全・安心に通える小学校を目指す「名古屋市立砂田橋小学校」の寺崎校長先生にお話を伺った。

一人ひとりの顔が見える環境でこつこつと

学校の銘板
学校の銘板

――学校の歴史と概要について教えてください。

寺﨑校長:本校は1979(昭和54)年、新しく集合住宅群ができたとこにより、「名古屋市立矢田小学校」から分離する形で開校しました。2016(平成28)年現在、児童数は210名、学年1クラスのこぢんまりとした学校ですが、創立当初は児童数が多かったことから、広い運動場があることが特徴です。

耐震を含めた校舎の大規模な改修がほぼ終わり、特に、専門教科の教室や体育館はとてもきれいになりました。学区の範囲が狭いので、通学にかかる時間が少ない、安心して通える小学校だと思います。

校庭
校庭

寺﨑校長:教育目標は「進んで協力し合い、心身共にたくましく、実行力と責任感の強い砂田橋の子」です。自分の価値を知って、そのままの自分を好きになってほしいと願っています。

今年度は特にあいさつに重点をおいています。元気にあいさつをすることは大切ですが、くわえて、あいさつの意味をちゃんと伝えることで、自分が自然にやっていることは良いことなのだと分かってほしいと思っています。

地域ぐるみで児童を育てていく

校舎外観
校舎外観

――心優しいお子さんが多いと聞きました。児童の様子を教えてください。

寺﨑校長:目指す学校像として「子どもたちが笑顔で生活できる学校」、「地域・保護者の期待や信頼に応えられる学校」を設定しています。心優しい児童が多く、落ち着いて勉強ができる環境だと思います。

日々感心するのは、登校後にあいさつの列が自然にできることです。登校した児童から順に校門の前に並び、後から来た児童をあいさつで迎えているのです。また、児童会では、当たり前のことをこつこつと積み上げてきた活動に対して、名古屋市から表彰を受けました。地域交流も積極的に行っており、「三世代間交流会」などに参加しています。

図書室
図書室

――「三世代間交流会」とはどんな行事でしょうか。また、そのほかの地域交流についても教えてください。

寺﨑校長:「三世代間交流会」は地域の方の協力により、ものづくり、手遊び、ゲームなどのブースが出され、児童、保護者をはじめ、幼児からご高齢の方まであらゆる世代が参加する行事です。20年以上続けられており、地域住民が顔見知りになるきっかけになっています。地域の方は児童のことを気にかけてくださり、一時期、休止していた盆踊り大会も「思い出づくりに」ということで今年度、復活させてくださいました。

地域の方には名古屋市の事業「トワイライトルーム」にも参加してもらっています。「トワイライトルーム」とは、自由遊びや学び活動、地域交流など、児童が放課後にさまざまな活動を通して、安心やくつろぎを感じて過ごすことができる事業のことです。

安心・安全な学校生活を目指して

通学路
通学路

――登下校の際の安全面に関してはいかがでしょうか。

寺﨑校長:通学路は整備・管理された歩道を利用しています。車の交通量が少ないわけではありませんが、通学路の多くは地域の方が日々の暮らしで利用されている道です。抜け道や通り道にはなっていないので、安心して通うことができます。また、地域の交通指導員さんが登下校時に児童を見守ってくださるので、とても感謝しています。

校内の防犯対策としては、入口に防犯カメラの設置や電子錠等の設置、廊下や教室には防犯ブザー、刺股を備えています。実際に私も時間がある時には校内を歩き、防犯を含め、校舎や遊具の点検しながら安全を確認しています。防災に関しても、備蓄品を充実させているところです。

廊下には防犯ブザーや刺股が備えられている
廊下には防犯ブザーや刺股が備えられている

――寺﨑校長は先生達に、どのような指導をされていますか?

寺﨑校長:安心して学校生活を送れるよう、児童が先生や仲間と良い関係を築き、児童の居場所をつくってあげられるよう、指導しています。先生同士も情報交換をしながらいい雰囲気作りができているように思います。私から先生達へは、気づいたことがあればタイムリーに伝えています。全員の研修も行っていますが、それぞれ経験年数が異なるので、一人ひとりに合った指導もしています。

豊かな自然と地域の人々に見守られて

学校周辺は自然がいっぱい
学校周辺は自然がいっぱい

――学校周辺はとても自然豊かな環境ですね。

寺﨑校長:この辺りは集合住宅が多い地域ですが、歩道や公園には緑があふれ、落ち着いた雰囲気があります。野鳥が来ることもありますよ。また、学校のすぐ北には矢田川が流れているので、3年生は川遊び体験に出かけることもあります。自然にふれあえますし、校庭が広いのでボール蹴りが名古屋市から許可されています。児童がのびのびと自由に遊んでいる姿が日常風景ですね。

授業の様子
授業の様子

――今後、この地域に住まわれるお子さんのいるご家庭へメッセージをお願いします。

寺﨑校長:本校は街中でありながら、自然があふれた場所にあります。地域の方々も児童を気にかけてくださるので、子育てに良い環境が整っていると思います。地下鉄やゆとりーとライン、JRの駅が近くにあって名古屋市内の各方面へのアクセスがとても良いので、高校への通学を考えた時も、選択肢が増えるのではないでしょうか。

校長先生
校長先生

名古屋市立砂田橋小学校

校長 寺崎由希子先生
所在地 :名古屋市東区砂田橋3-1-13
TEL :052-722-5311
URL:http://www.sunadabashi-e.nagoya-c.ed.jp/
※この情報は2016(平成28)年11月時点のものです。