子育て世代が暮らしやすい日本一若い街、長久手市

2005(平成17)年の東部丘陵線(リニモ)開通により交通の利便性が向上したことから、長久手市内では土地区画整理事業や「長久手古戦場」駅前の地域拠点「リニモテラス」整備など都市インフラ整備が行われ、名古屋市のベッドタウンとして発展を遂げてきた。

東洋経済新報社による「住みよさランキング」の快適度部門では、愛知県内で1位を獲得するなど、実際に評価が高い点にも注目だ。

「長久手市役所」
「長久手市役所」

近年はファミリー層の移住も多く、市民の平均年齢の若さは37.7歳と、全国で一番若い街としても知られている。人口の増加も著しく、出生数から死亡数を差し引いた「自然増加率」も全国トップとなっている。市内には「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」をはじめ、「古戦場公園」や「杁ヶ池公園」といった緑豊かな公園も多く、一人あたりの公園面積が愛知県内で1位となっている。こういった環境も子育てファミリーから人気を集める理由のひとつだろう。

「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」
「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」

子どもが多い街であることから、子育て支援も手厚い。「幼稚園就園奨励費補助金」「認可外保育施設通所助成金」などの補助のほか、「子育てを援助してほしい人」「子育てを援助したい人」が会員となって、子どもを預かる子育て相互支援事業「ながくてファミリーサポート事業」なども行っている。

また、「子ども医療費助成制度」は、15歳になる年の年度末(中学校卒業)までを対象としており、子どもの入院・通院にかかる医療費(保険診療分)の、自己負担額を助成してくれる。(※入院時の差額ベッド代など保険診療の対象とならない費用や、食事負担(標準負担額)などは助成対象外)

さらに、子育て世代同士の交流も活発で、「長久手市子育て支援センター」では乳幼児を持つ家庭の保護者がお子さんと遊んだり、来所された方同士が交流する場として利用することが可能となっている。

子どもの急増に伴い、全国的に問題になっている待機児童数対策にも力を入れている。長久手市では2017(平成29)年に「長久手市立長湫北保育園」の移転改修を行い、定員を136人から266人に増加させるなどの対策を実施。今後は、「長久手市立上郷保育園」の建て替えなども検討されている。長久手市の待機児童数は2017(平成29)年4月時点で20名となっているが、こういった施策により、今後待機児童数が減少することが期待される。

このように、ファミリーが暮らしやすく、楽しい生活をおくれる環境が整っている長久手市。「人が輝き 緑があふれる 交流都市 長久手」を目標としたまちづくり計画によって、今後もさらに、暮らしやすい街として発展していくことだろう。