スペシャルインタビュー

遊びの中で学び、21世紀を生きるための力を養う「徳重幼稚園」

子育てがしやすい街として、近年注目が高まっている徳重エリア。閑静な住宅街にある「徳重幼稚園」は、英会話、リトミック、茶道などの多彩な体験を通して、子どもたちが遊びの中で学び、生きる力を身につけることのできる保育を行っています。自身もこの地で子育てを経験した、「徳重幼稚園」の中村久実園長先生に、園の教育方針やこのエリアの魅力についてお話を伺いました。

子どもたちの好奇心を刺激する、様々な体験を提供

「徳重幼稚園」園長 中村久実先生
「徳重幼稚園」園長 中村久実先生

――はじめに、「徳重幼稚園」の概要について教えてください。

中村園長先生:「徳重幼稚園」は1998(平成10)年4月に開園し、2017(平成29)年度で19年目を迎えます。 東海市には1966(昭和41)年開園の姉妹園「上野台幼稚園」があり、そこでの約50年間にわたる教育経験を引き継ぎながら、この地域のニーズに合わせた教育を行っています。現在は、年少が25人の4学級。年中、年長は35人の3学級が定員です。各クラスの担任の他に、3名のフリーの先生が必要に応じて担任の先生をサポートしています。

「徳重幼稚園」外観
「徳重幼稚園」外観

――「徳重幼稚園」の教育方針を教えてください。

中村園長先生:「がんばる心」と「思いやりの心を育てること」を教育方針に、小学校入学への段差をなくすことを目指しています。英会話やリトミック、読み書きには年少から取り組み、子どもたちの好奇心を刺激できるよう、様々な体験の時間を取り入れています。 ただし、あくまでも遊びの中で体験することが重要と思っています。そして、私が最も大切にしている時間は子ども同士で遊ぶ時間です。やる時と遊ぶ時のけじめやバランスを考え。「自由遊び」の時間もたっぷり取り、広々とした園庭で子どもたちは走り回って遊んでいます。おかげさまで、このような教育方針に共感していただき、名古屋市外から通ってこられる方もいらっしゃいます。

「徳重幼稚園」内の教室の様子
「徳重幼稚園」内の教室の様子

――主な年間行事を教えてください。

中村園長先生:毎年、年長児と「徳重幼稚園」卒園生の小学校1年生が、一緒に園内のホールに泊まる「お泊まり保育」をしています。そのほかには、運動会や七夕まつり、生活発表会、作品展などがあります。「がんばる心」を教育目標のひとつとしていますので、運動会のマーチングや発表会では、仲間と力を合わせ、目標に向かって楽しみながら練習をしています。最終的にどこまで仕上がったかどうかの結果を求めることより、子どもたちが目標に向かってどれだけ頑張れたか、という過程を大切にしています。がんばった子どもたちを、褒め認め、自信を持たせ、自己肯定感を高めます。勇気を持って何事にも挑戦し、失敗を恐れずがんばることで成長してほしいと願っています。

専門講師による多彩な保育内指導が充実

歌唱指導の様子
歌唱指導の様子

――専門講師による保育内指導も充実していますね。

中村園長先生:子どもたちの興味や力を伸ばすために、月に一度専門の講師を外部から招いて、絵画や体操、英会話をはじめ、リトミック、スイミング、書道、パソコン、読み書き、そろばん、漢字教育、茶の湯などの時間を設けています。 「こんなにたくさん!」と驚かれる方もいますが、決して強制することはありません。体験することが大切なのであって、できなくても大丈夫。今はできなくても、小学校3年生頃から自然と伸びていくような教育内容になっています。

英会話は年少から行い、イギリス人のデービット先生やジョー先生に月に一度来ていただいています。それ以外の日には、先生の発音を録ったビデオを使って、毎日復習しています。明るい先生方で、子どもたちにとても人気があります。

通年で茶の湯体験ができる和室
通年で茶の湯体験ができる和室

年中の3学期からは和室を使って茶の湯を体験します。特別なお茶菓子をいただけるので、子どもたちはこの時間をとても楽しみにしています。1年間お稽古をして、年長の3学期には親御さんをご招待して「茶の湯の会」を行います。その頃までには30分間正座をして、静かにお茶の時間を楽しめるようになります。「茶の湯の会」では園児より親御さんの方が緊張されていますね。

興味を持ったことにより深くのめりこめる取り組みを実施
興味を持ったことにより深くのめりこめる取り組みを実施

――課外教室も充実しているようですね。

中村園長先生:保育内指導の延長で、興味を持ったことをより深めてもらえるよう、英会話、体操、新体操、サッカー、造形、ピノキオ教室などの教室を開いています。英語は同じデービット先生やジョー先生が担当していますし、サッカーは、体操指導を行っている、「東海スポーツ」さんが指導してくださっています。先日も大会で好成績を残したり、とても強いんですよ。 習い事に行くために場所を移動する必要がないですし、特にお仕事を持っているお母様などは安心して長く預けられると好評です。

入園前から卒園後までを考えた、様々なサポートを実施

子育てサポートにも積極的な「徳重幼稚園」
子育てサポートにも積極的な「徳重幼稚園」

――2017(平成29)年度からは、就園前のお子さんの保育にも取り組まれるそうですね。

中村園長先生:2017(平成29)年度から、未就園児教室「ポコ ア ポコクラブ」を開設しています。今は一人っ子のご家庭も多いので、お子さまがスムーズに入園できるように、また親御さんも不安なく送り出せるように、親子ともに少しずつ自立する機会になればと思っています。 以前こちらの幼稚園で働いていて、現在は子育て中の先生が担当予定なので、先輩ママとしての立場でお母様方とも接していただけると思います。

毎朝漢字に触れて小学校への階段を軽減
毎朝漢字に触れて小学校への階段を軽減

――小学校への階段をなくすための具体的な取り組みについてもう少し詳しくお聞かせください。

中村園長先生:例えば、朝の会では漢字カードを使って出席をとります。そうすることで、子どもたちが自然に漢字に触れることができます。また、毎朝「パターン」という時間を設けて、漢字のフラッシュカード、ことわざカルタや百玉そろばんなどを毎日繰り返し行っています。年少の頃はなかなか集中できませんが、それで構いません。毎日続けることで、年長になる頃には、自然と興味が湧き、集中できるようになります。

――地域との交流もあるのでしょうか。

中村園長先生:地元の小学校とは交流会を開いたり、密に情報交換をしています。近隣の「名古屋市立熊の前小学校」の登下校ボランティアの方が、園児も一緒に見守っていただけるのもとてもありがたいです。

のびのびと子育てがしやすい徳重エリア

思いっきり体を動かせる、広々とした園庭
思いっきり体を動かせる、広々とした園庭

――最後に、周辺エリアの子育て環境について教えてください。

中村園長先生:私は長女が3歳になるまで、名古屋市中心部の中区で子育てをしていましたが、「徳重幼稚園」の開園にともない、こちらに引っ越してきました。徳重は自然に囲まれ、のびのびとしていて子育てがしやすい環境だと実感しています。園の周辺に病院が多いのでとても安心ですし、ショッピングも名古屋市中心部まで行く必要がないほど充実しています。特に子育て世代には、とても良いエリアだと思います。

園長 中村久実先生
園長 中村久実先生

学校法人正良学園 徳重幼稚園

園長 中村久実先生
所在地:愛知県名古屋市緑区亀が洞2-401
TEL:052-878-6670
URL:http://www.tokushige-youchien.com/
※この情報は2017(平成29)年2月時点のものです。