「豊橋」駅徒歩圏内ながら、穏やかな住環境と開放的な街並みが魅力の東小田原町エリア
東三河地域の拠点として栄える豊橋市
豊橋市は愛知県の東部に位置し、東側は静岡県に接している。江戸時代は吉田藩の城下町、東海道の宿場町として栄えた歴史を持つ。現在も市内には当時の面影が残る場所が点在し、手筒花火など伝統の文化も受け継がれている。
豊橋市の玄関口となる「豊橋」駅は東海道新幹線のひかり号が停車するほか、JR東海道線、名鉄名古屋本線など6路線が乗り入れる東三河地域のターミナルで、交通アクセスに恵まれている。「豊橋」駅周辺にはショッピング施設が集まり、さらに再開発が進められるなど生活利便もますます高まりそうだ。
豊橋市民の愛着度は約8割
2023(令和5)年6月に豊橋市が行った『令和5年度市民意識調査』の結果によると「豊橋市に対して愛着がありますか」という質問に対して、「とても愛着がある」または「やや愛着がある」と回答した人は78.1%に上った。
また、「豊橋市を自慢できますか」という質問に「とても自慢できる」または「やや自慢できる」と回答した人の割合は18~19歳で70.0%と最も高く、次いで70歳以上が高かった。その他の年代でもおおむね50%前後になり、市民の多くは豊橋市に誇りを感じていることがわかる。
自慢できる要素について尋ねた質問では「山や海に囲まれ、自然環境が豊か」という回答が最も多く、「食材が多様で、食事がおいしい」「道路や公共交通の便がよい」という回答が続いていた。
この結果から、市民は豊かな自然や交通アクセスを魅力と捉え、愛着度が高くなっていると考えられる。
子育てのしやすさでも注目
豊橋市は中部地方屈指の子育てしやすい街として知られる。日経BP社と日本経済新聞社が実施した「共働き子育てしやすい街ランキング」では、豊橋市が2年連続全国3位にランクインした。
子育て支援も充実する。「豊橋」駅付近には乳幼児の遊び場があり、一時預かりにも対応する「子育てプラザ」、子どもの興味を引き出す体験ができる「ドリームタウン」など幅広い年齢の子どもとその保護者が楽しめる「こども未来館ニコニコ」がある。親子で楽しめるイベントや子育てセミナーなど多彩な内容が行われる「とよはし子育て応援フェス」も魅力だ。
「子ども医療費助成制度」は18歳まで対象とされ、通院、入院ともに全額が助成される。豊橋市の子育て情報をまとめたWebサイト「パパママみてみりん」も便利だろう。
豊橋市では移住の促進にも努めている。東京圏から移住し、豊橋市内の中小企業に就職するなど一定の要件を満たす場合には、単身で60万円、世帯の場合は100万円の移住支援金が交付される。18歳未満の子どもがいる場合は、子ども1人につき100万円が加算されるのもうれしい。
豊橋市中心市街地で拠点機能の向上を目指す
『豊橋市都市計画マスタープラン(2021-2030)』では都市づくりの基本理念を「私たちが未来へつなぐ 住みよく活⼒あるまち豊橋を」とし、拠点の育成・整備、交通アクセスの充実、自然環境の維持、防災対策の推進などを行うことにしている。
その上で、「豊橋」駅周辺の中心市街地では再開発を進め、都市機能の強化、居住者の増加、歩行者空間の整備などを進める方針だ。
豊橋市中心市街地近接で住環境にも恵まれた東小田原町エリア
東小田原町エリアは豊橋市の中心市街地の一角、駅前大通りの南側に位置する。「豊橋」駅へ徒歩10分以内という好立地で、駅ビル「カルミア」をはじめ、「ココラフロント」「ココラアベニュー」などショッピング施設も使いやすい。
エリアの北側には、「牟呂用水」を暗渠化した上に建てられた「水上ビル」があり、近年はレトロな佇まいとおしゃれが店が増えたことで注目されている。また、東小田原町周辺は低層住宅地が広がっているのが特徴だ。「豊橋」駅至近の利便性はもちろん、南側に高い建物が少ないことによる良好な日当たりと開放感のある街並みを享受できるとあって、人気のエリアとなっている。
「豊橋」駅徒歩圏内に位置しながら、閑静な佇まいと開放的な街並みに恵まれている東小田原町エリアは、幅広い世代にとって暮らしやすい街といえるだろう。