エリアコラム

【小牧市ってどんな街?】名古屋市中心部へのアクセス×住環境×子育て支援策に恵まれた小牧市

多彩な魅力が調和する小牧市

小牧市が位置するのは、濃尾平野のほぼ中央。名古屋市まで約15キロメートル、「小牧」駅から「栄」駅まで30分ほどという近さである。さらに、小牧市は名神高速道路、東名高速道路、中央自動車道の3大ハイウェイが交差する地点にあり、名古屋高速道路11号小牧線も通る。このため、名古屋市をはじめとする各地への高速道路を使った移動も便利。加えて、県営名古屋空港からは、日本全国へのアクセスも可能である。

また、小牧市は「こども夢・チャレンジNo.1都市宣言」を制定し、充実した子育て支援を行う街。今後も「子どもの視点に立ち、さまざまなものに触れ、感じ、のびのびと成長できる環境づくりや、子どもが夢を育み、挑戦できる環境づくり」をめざしている。

「小牧」駅前シンボルロード
「小牧」駅前シンボルロード

住環境の魅力としては、歴史的な祭りやイベント、豊かな自然が挙げられる。例えば「神明社」の境内にある「秋葉社」の秋葉祭や「田縣神社」の豊年祭など伝統的な祭りが開催されるほか、小牧市民まつりやこまき令和夏まつり、イルミネーションなど、1年を通して多彩なイベントが実施される。また、小牧市のシンボルである「小牧山」では、春は桜、秋は紅葉と、四季折々の美しい自然を楽しむことができる。

市民が住み続けたいと感じる街、小牧市の魅力

2024(令和6)年4月に小牧市が実施した市民意識調査によると、市民の市に対する信頼は高い。「あなたは、小牧市に愛着や誇りを感じますか?」という設問には81.3%が、「あなたは、これからも小牧市に住み続けたいと思いますか?」には87.0%が、「あなたは、小牧市は子育て家庭の支援や保育サービスが充実しているなど『安心して子育てができるまち』だと思いますか?」には86.1%が「はい」と回答している。

また、小牧市は愛知県内でも公共料金が比較的安い。愛知県が作成している2022(令和4)年「愛知県の水道」によると、県内市町村「一般家庭用水道料金比較」では、愛知県内3番目に安い結果となっている(月間10~30立方メートル使用した場合の総数の比較)。

「一般家庭用水道料金比較」(引用:「令和4年度愛知県の水道」 ※一部抜粋)
「一般家庭用水道料金比較」(引用:「令和4年度愛知県の水道」 ※一部抜粋)

小牧市の手厚い子育て支援策

次に、小牧市の魅力的な子育て支援策から一部を紹介したい。

小牧市では、国が実施している幼稚園・保育所・認定こども園などに通う3歳児から5歳児の保育料無償化に加え、2023(令和5)年4月からは独自に認可保育施設に通う0歳から2歳児の保育料も無償化している。子どもの健康に関する施策としては、18歳の年度末までの子どもの入院・通院にかかる保険診療の自己負担分が無料である。また、おたふくかぜの予防接種についても、愛知県内38市のうち小牧市のみが無料化を実施している(2023(令和5)年4月現在)。

子育て相談については、「小牧」駅近くに「子育て世代包括支援センター」があるほか、保育士が地域を巡回して相談に応じる「移動子育て支援センター」もあり利便性が高い。

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定住促進を目的とした制度も複数用意されている。市内で新たに三世代で住まい始める子育て世帯に住宅の新築、購入またはリフォームの補助金を交付する「三世代同居・近居住宅支援タイプ」や、市内で就業する若年世代が小牧市内に住宅を新築や購入した場合に補助金を交付する「市内就業者定住促進タイプ」、小牧市内で中古住宅の購入やリフォームを行った若年世代に補助金を交付する「中古住宅活用タイプ」などがある(2025(令和7)年3月現在)(※1)

そのほか、パスポートの申請・交付を「小牧市役所」でできるなど、便利な市民サービスが充実している。

(※1)参考:https://www.city.komaki.aichi.jp/admin/soshiki/toshiseisakubu/toshikeikaku/kyozyusuisin/teijusokusinjigyou.html

歩いて楽しめる活気ある街へ

将来の都市づくりの指針を定めた「小牧市都市計画マスタープラン」では、市域を4つに区分しており、「小牧」駅周辺は中南部地域に該当する。この地域では、「小牧山や中心市街地としての魅力を活かし歩いて楽しめる活気あるまち」を目標としており、都市機能が集積した利便性の高いまちづくりや、地域住民が安全・安心に暮らせる環境の創出が目指されている。

このマスタープランを踏まえ、「小牧」駅周辺では整備が進む。すでに、地上4階・地下1階からなる「小牧市中央図書館」、イベントが頻繁に開催される歩行者空間「にぎわい広場」、広々とした「芝生広場」などが新設されており、今後も整備が継続される予定となっている。

「小牧山史跡公園」(小牧山)
「小牧山史跡公園」(小牧山)

また、小牧市のシンボルとして親しまれている「小牧山」では、「小牧山シンボルスポットプロジェクト」が進行中である。プロジェクトでは「小牧山」の山頂からの眺望や、四季の魅力をより楽しめるよう樹木整備や遊歩道の整備などが行われ、市民の憩いの場としての魅力が一層高まる計画となっている。

暮らしやすさ抜群の「小牧」駅周辺

「小牧」駅は、名鉄小牧線の駅である。名古屋市営地下鉄上飯田線と直通運転を行っており、名古屋市中心部へのアクセスも快適。「栄」駅へは、「平安通」駅で名古屋市営地下鉄名城線に乗り換えて約33分。「名古屋」駅へは、「栄」駅で名古屋市営地下鉄東山線に乗り換え、約43分の所要時間となっている。

「小牧」駅前の様子
「小牧」駅前の様子

また、「小牧」駅周辺には、「こまきこども未来館」や「えほん図書館」、スーパー「Mikawaya」、100円ショップなどが入る複合施設「ラピオ」のほか、「小牧市中央図書館」、「マックスバリュ小牧駅西店」、銀行、郵便局、各種クリニックなどが集まっている。公共施設や商業施設が充実しており、市の中心ならではの利便性の高い暮らしが可能である。