まちとつながる「8の字ループ」、新しいスポーツの価値を共創・発信する公園へ

パロマ瑞穂スポーツパーク(名古屋市瑞穂公園陸上競技場整備等事業)

新たな「パロマ瑞穂スポーツパーク」の完成イメージ
新たな「パロマ瑞穂スポーツパーク」の完成イメージ

陸上競技場や野球場などのスポーツ施設と山崎川などの豊かな自然、東児童園、北児童園、南児童園といった多くの人々の憩いの場「パロマ瑞穂スポーツパーク」。これまでもスポーツやレクリエーションを通じて地域に親しまれてきたが、さらに多様な価値を再編集し、新しい公園として生まれ変わる。

そのコンセプトは『 LifeSports- Our Own Park スポーツをもっと自由に、楽しく、 みんなのものに 』。

「観る」「競う」から「遊ぶ」「リフレッシュ」までスポーツのスタイルを多彩に広げ、公園・まちを巡る「8の字ループ」を中心とした、市民が主役の場をつくり、日常のとなりで、こころとからだに活力や安らぎを生み出す公園を目指す。完成は2026(令和8)年だ。

公園に溶け込みながら名古屋の魅力を発信する「空」と「森」と「大地」の陸上競技場※イメージ
公園に溶け込みながら名古屋の魅力を発信する「空」と「森」と「大地」の陸上競技場※イメージ

広さ約26,100平米、地上6階建て、高さ約31メートル、約30,000席の全屋根付き観客席を誇るスタジアムは、ラグビ-や陸上競技、サッカープロリーグなどのスポーツ大会も開催し、スポーツの熱狂や感動をより快適に身近に体感できる施設となる。2026(令和8)年開催の『アジア競技大会』のメイン会場にもなる予定だ。

観客の一体感を高めることで興奮と感動が増幅していくスタジアム※イメージ
観客の一体感を高めることで興奮と感動が増幅していくスタジアム※イメージ

そのほか、陸上競技場3階コンコースやレクリエーション広場周辺に新設される「8の字ループ」は大規模イベントが開催されない平常時に一般開放され、運動や憩いのスペースに。また「8の字ループ」は約1kmのランニング・ウォーキングコースにもなる。

平常時は市民に開放され心地よいサードプレイスとなる陸上競技場コンコース※イメージ
平常時は市民に開放され心地よいサードプレイスとなる陸上競技場コンコース※イメージ

また、既存の3つの児童園や広場も豊かな自然や資源を活かして生まれ変わる。「南児童園」はキッチンカーなどの乗り入れも視野に入れたイベント活用可能なゾーンや、既存樹木のメタセコイアを中心に3,500㎡を超える芝生広場を整備し、誰もが遊べるインクルーシブ遊具を設置する。「東児童園」は緑陰広場と一体的にサクラの景観や斜面を活用した冒険遊具が整備され、「北児童園」は山崎川散策路に開けた空間となる。

3,500㎡を超える芝生広場が整備される「南児童園」※イメージ
3,500㎡を超える芝生広場が整備される「南児童園」※イメージ

斜面を活用し高低差を活かした冒険遊びの場を創出する「東児童園」※イメージ
斜面を活用し高低差を活かした冒険遊びの場を創出する「東児童園」※イメージ

陸上競技場・野球場周りを緑化や、山崎川沿いのサクラの新植を行うことで、公園全体でもみどりが連続的に繋がり、安全で明るい環境の整備も行われる。

山崎川沿いを散策する利用者が気軽に立ち寄ることが可能な空間となる「北児童園」※イメージ
山崎川沿いを散策する利用者が気軽に立ち寄ることが可能な空間となる「北児童園」※イメージ

その他にも、「スケートボード」、「3×3バスケットボール」を身近に楽しめるアーバンスポーツエリアなどが造られる予定だ。

スケートボードを楽しめる、ラグビー場横に新設の「アーバンスポーツエリア」※イメージ
スケートボードを楽しめる、ラグビー場横に新設の「アーバンスポーツエリア」※イメージ

『こころ・からだ・暮らしを豊かに、まちを元気にする、 あたらしいライフスポーツの輪を広げる』ことを掲げ、訪れる市民が主役となれ、暮らしを豊かにする場所へ生まれ変わる「パロマ瑞穂スポーツパーク」の姿に期待が高まる。

※上記内容は2023(令和5)年5月時点のものです。最新の情報は公式HPにてご確認ください。

パロマ瑞穂スポーツパーク(名古屋市瑞穂公園陸上競技場整備等事業)
所在地:愛知県名古屋市瑞穂区山下通5-4 
電話番号:052-836-8200(代表)
https://mizuho-loop.jp/

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