「豊橋」駅から歩く、大橋通3丁目周辺エリアの住環境レポート

「豊橋」駅から大橋通3丁目エリアまでは徒歩圏内。周辺には商店街や公園が多く点在しています。そこで、今回は「豊橋」駅からまち歩きを楽しみながら、駅周辺の充実している施設をチェックしてみました。日常使いに、休日に、子育てファミリーにうれしい施設を中心に紹介します。

市電が走る「豊橋」駅周辺の街並み
市電が走る「豊橋」駅周辺の街並み

駅ビルをはじめ、駅直結施設が充実

まず、「豊橋」駅からスタートすると、雨に濡れずに移動ができる商業施設が充実していることが分かります。「豊橋」駅ビル「カルミア」は駅の改札から出てすぐ買い物ができる便利さがあります。食品売り場をはじめ、ファッション、雑貨、インテリア、カルチャー、レストランやカフェなど多彩な店舗が入っています。改札口と同じフロアとなる2階フードマーケットには「成城石井」や「青果市場 大一」の直営店、鮮魚店と精肉店もあるため、毎日の食材購入に最適です。

ペデストリアンデッキでつながる「ココラフロント」と「ココラアベニュー」には、それぞれグルメ店やインテリアショップ、フラワーショップ、カルチャー教室、ビューティーサロンなどが入っており、仕事帰りやお出かけの途中に気軽に立ち寄ることができそうです。

便利な駅ビル

フード、ファッションなどが揃う「カルミア」
フード、ファッションなどが揃う「カルミア」

グルメ店もある

駅からペデストリアンデッキで直結している「ココラフロント」と「ココラアベニュー」
駅からペデストリアンデッキで直結している「ココラフロント」と「ココラアベニュー」


中心商業地にあたる駅前大通二丁目の再開発エリア

「豊橋」駅から東へ約300m歩くと、「豊橋」駅前大通2丁目の再開発エリアに着きます。ここには2021(令和3)年11月にオープンした「em CAMPUS」イースト棟があり、4つのジャンルからなるフードホールや住民票など各種手続きに便利な「豊橋市駅前窓口センター」といった行政サービスが受けられるフロア、また、屋上農園があるなど、まちづくりの拠点となっています(emは東三河「East Mikawa」のこと)。

駅前大通りや水上ビルなど、まちのどこからでもつながる「豊橋まちなか広場」には緑の空間が広がり、ベンチで休んだりおしゃべりをしたり、イベントができる多目的空間があり、さまざまな活用がされています。2024(令和6)年9月には「em CAMPUS」ウエスト棟が完成する予定で、住宅、商業施設、オフィスなどが入るようです。

飲食店も行政サービスも

まちづくりや交流の拠点となる複合施設「em CANPUS EAST」
まちづくりや交流の拠点となる複合施設「em CANPUS EAST」

イベントなども開催

まちなかのオアシス空間「まちなか広場」
まちなかのオアシス空間「まちなか広場」


今だからこそ新しく感じらるレトロ商店街や数々の路地

「豊橋」駅前大通の南側には、東西に800m続く商店街「水上ビル」があります。1964(昭和39)年以降に建てられたビルが並び、昭和の雰囲気を感じられる商店街ですが、新しい世代による新店舗も次々とオープンしているので、新旧入り混じった独特な空間になっています。暗渠になっている水路上にあるのも特徴的です。毎月第一月曜日に朝市を開催しており、商店街の軒下にずらりと出展ブースが並びます。

また、「豊橋」駅前にはアーケードがかけられた商店街「ときわ通りアーケード街」があります。チョコレート店や豊橋カレーうどんを食べられる飲食店、雑貨店などがあり、雨の日も濡れずに買い物を楽しめます。
ほかにもついつい寄り道したくなる個性豊かな路地もいくつかあります。ミリオン通り、松葉小路、仲通り、地蔵通りなどがあり、どの路地も味わい深さを感じられます。

昭和レトロな雰囲気

豊橋のまちなかにある「水上ビル」
豊橋のまちなかにある「水上ビル」

活気のある商店街

新店舗が増えている商店街「ときわアーケード」
新店舗が増えている商店街「ときわアーケード」


大橋通3丁目から徒歩数分の人気子育て支援施設

「こども未来館ここにこ」は2008(平成20)年にオープンした子育て支援施設で、「体験・発見プラザ」、「集いプラザ」、「子育てプラザ」で構成されています。「体験・発見プラザ」はまち空間として、アトリエやサロン、ファクトリーといったブースで自由に遊ぶドリームタウン、約100種類の体験セット、大型遊具や映像合成体験ができるようになっており、子どもたちが好奇心旺盛に、のびのびと遊ぶことができます。

そのほか、クッキングや英語に挑戦できる体験プログラム、季節の行事に合わせたイベントなど、盛りだくさんの内容で子どもたちに遊びや体験を提供しています。
また、子どもから大人向けのスクール、小さな子どもの親子を対象にしたイベントや子育て相談も行われ、大人の利用もできます。

JR「豊橋」駅東口から徒歩5分

豊橋市こども未来館 ココニコ
豊橋市こども未来館 ココニコ

ゆるやかな傾斜が特徴

「こども未来館ここにこ」の芝生広場
「こども未来館ここにこ」の芝生広場


遊具で遊べる、のんびりできる、エリア周辺の公園

「松葉公園」はエリア周辺の中でも広々とした公園で、子どもたちは複合遊具や広場で、思い切り体を動かしながら遊んでいます。花壇に花が植えられているので、のんびり過ごすのも良さそう。「豊橋市立松葉小学校」に隣接している「守下公園」は多くの親子が訪れる場所。小学校が近いことから、夕方は小学生が遊ぶ姿も見られます。緑が多く、すべり台やブランコなどの遊具が充実しているので、楽しく利用することができます。

豊川沿いにある「湊町公園」は秋にイチョウの紅葉が見られます。隣接している「湊神明社」の池の風景や階段を上れば豊川の風景も楽しめる、風光明媚な公園とも言えます。蒲郡街道沿いに東へ15分ほど行くと、「豊橋市役所」や「豊橋市立豊城中学校」に隣接した「豊橋公園」もあります。「吉田城址」、「豊橋市美術博物館」、各種スポーツ施設など、見どころ遊びどころもいっぱい。このようにエリア周辺にはさまざまな公園が点在しているので、散歩がてら、その日の気分で公園を選ぶことができます。

花壇に植えられた花々

花と遊具がいっぱいの「松葉公園」
花と遊具がいっぱいの「松葉公園」

春は桜も満開に

緑豊かな「守下公園」
緑豊かな「守下公園」


子どもと一緒に楽しめる文化施設

「豊橋」駅の南口からペデストリアンデッキを歩いていくと「穂の国とよはし芸術劇場PLAT」が見えてきます。演劇やダンス、音楽などの舞台芸術を中心に公演が行われている、東三河全体の文化・芸術の拠点となる施設です。市民の交流、発表の場ともなっているほか、親子向け、ファミリー向けの公演や子ども向けのワークショップも随時開催されているので、子どもの創造力や表現力を伸ばすことができます。

「em CAMPUS」イースト棟には「豊橋市まちなか図書館」があります。従来の図書館機能をもちながら、誰もが情報を受発信できる新しいスタイルの図書館で、交流の場、創造的な活動を支援する場にも活用されています。トークプログラムや講座、おはなし会などの子ども向けイベントも開催されています。
そのほかエリア内にある文化施設には、ロマネスク様式の近代的建築物が目を引く「豊橋市公会堂」、多目的に利用できる複合施設「カリオンビル(豊橋市民センター)」、和の空間で茶道や舞踊などの伝統文化に利用ができる「豊橋市三の丸会館」などがあります。

芸術の拠点

舞台芸術の公演やワークショップを行う「穂の国とよはし芸術劇場PLAT」
舞台芸術の公演やワークショップを行う「穂の国とよはし芸術劇場PLAT」

知と交流の創造拠点

楽しいキッズスペースがある「豊橋市まちなか図書館」
楽しいキッズスペースがある「豊橋市まちなか図書館」


発見ポイント!

「こども未来館ここにこ」の体験発見プラザ「まち空間」
「こども未来館ここにこ」の体験発見プラザ「まち空間」

  • (1)子どもが楽しめるスポットがいっぱい
  • (2)さまざまなタイプの公園がたくさんある!
  • (3)昭和レトロの中に新しさも感じられるまち